宅配の介護食の需要

介護食の現状

介護食というと、美味しくないんじゃないかというイメージがあるかもしれません。
ですが、近年介護食の味や栄養価も大きく改善されています。
その結果、味や見た目は普通の料理なのに、食感だけが柔らかくて、非常に食べやすく改良されています。
家庭で作るには限界がある介護食ですが、栄養士の方が考えた体に良いメニューで、しかも美味しいなら、非常に助かりますよね。
凍結含侵法などの調理法により栄養満点の介護食が提供されていて、「助かっている」との口コミも多くあります。
いままでも食感を要介護者の状態によって「刻み食」「ソフト食」「ペースト食」などから選ぶことができました。
ですが、どうしてもペーストのものを食べるのが嫌だという方もいらっしゃいます。
そんな声も凍結含侵法によって非常に柔らかく、見た目もそのままで介護食が提供されています。

凍結含侵法

凍結含侵法について簡単に説明しましょう。
凍結含侵法は凍結・解凍操作と減圧操作をして、調味料や酵素を食材に急速にしみこませる調理法です。
水は氷ると体積が増します。
凍結・解凍させることで食材を膨張させ、減圧しさらに膨張させます。
常圧に復帰させる際に酵素を食材内に導入します。
酵素を食材内に急速に導入させると、食材の内部と表面で酵素反応の時間差を無くす効果があります。
また、それによってビタミンやミネラルが分解しにくいというメリットがあります。
さらに、見た目は普通の食事と変わらないうえに、食材が柔らかくなり、介護が必要な方でも非常に食べやすくなります。
ニンジンやブロッコリーに指がずぶずぶ入るくらいに柔らかくなるため、従来のペースト食しか食べられなかった方でも、食べることができます。